耐震診断・改修のよくある質問


Q:木造耐震診断とはどのようなことをしますか?

A:木造住宅耐震診断の資格を持っている建築士がご自宅にお伺いして、建物がどの程度地震に対して耐力があるかを診断します。

Q:富山県で耐震診断・改修の対象となる住宅は?

A:以下に当てはまる住宅が対象となります。

  1. 木造の1戸建てで、2階建て以下のもの
  2. 昭和56年5月31日以前に着工して建てられたもの(増築、改築された建物では、家の半分以上)
  3. 在来軸組工法によるもの(柱、梁、筋かいで支える工法です)

Q:耐震診断の費用はいくらぐらい掛かりますか?

A:富山県の対象住宅は県が9割費用負担します。
自己負担額は住宅規模に応じて2,000円〜6,000円程度となります。
※詳しくはご相談ください。

Q:耐震改修はどこに依頼すればいいでしょうか?

A:(一社)富山建築士事務所協会に直接申し込む方法と耐震診断等実施設計事務所に申し込む方法があります。

富山建築士事務所協会
Tel. 076-442-1135

耐震診断等実施設計事務所に申し込む場合、当研究所で対応しています。

Q:耐震診断はどのようなことを調査し、時間はどの程度かかりますか?

A:建物各部屋の寸法、材質、開口部、基礎の状態を確認します。
時間はおおよそ2から3時間です。
調査では、すべての部屋に入り建物及び各部屋の写真を撮影させていただきます。

Q:耐震診断ではどのようなことがわかりますか?

A:震度6強から7程度の地震で建物が倒壊しないために必要な耐力に対し、現状の建物が保有している耐力を数値で表したものを算出します。
各階のX方向、Y方向ごとに耐力を算出し、最も耐力が低い値が評点となります。

Q:昭和56年5月31日以前の建物はどの程度地震に対する耐力がありましたか?

A:当研究所で診断した物件では0.05から0.4程度です。
「倒壊する可能性が高い建物」という診断結果がでました。


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Q:耐震改修の費用はいくらほど掛かりますか?

A:耐震診断だけでは改修費用はわかりません。
耐震設計を行い、どのような改修を行うかを決めた後に費用の算出ができます。

当研究所の実績では改修工事の平均床面積177㎡(53坪)で、耐震改修費用平均157万円となっています。
(費用には耐震設計、工事監理、補助金申請を含んでいます)
耐震改修補助金(減税分含む)が平均108万円、耐震改修自己負担金額49万円となっています。

※詳しくはお問い合わせ・ご相談ください。
また、弊社では耐震診断を行なった時点で耐震設計を実施し、概算見積もりの作成を実費(3万円+税)で行なっております。

Q:補助金にはどのようなものがありますか?

A:耐震改修を行うことにより以下の補助金、減税制度があります。

  1. 富山県と市町村より補助金額が、耐震改修工事に要する経費の5分の4、最大100万円
  2. 所得税の減税が最大25万円
  3. 固定資産税の減額、工事完了年の翌年度分の1/2
  4. 住宅ローン減税、改修に返済期間10年以上のリフォームローンを借りた時、年末のローン残高の1%が所得税から10年間控除

以上以外にも省エネやバリアフリーの補助金、減税制度がありますので相談ください。


耐震診断・改修補助金、減税制度の詳しい解説はこちらをクリック

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Q:補助金の申請をしたいのですが、どのようにすればいいでしょうか?

A:当研究所で申請についての手続きを代行いたします。
耐震のみならず省エネやバリアフリー改修、ローン減税等にも対応いたします。

Q:手持ち資金がないのですが、どうすればいいでしょうか?

A:耐震改修には各種優遇制度があります。
金融機関とも連携を取っておりますので、有利な融資制度等を活用することができます。

Q:耐震改修はどのようなことをしますか?

A:壁の強さとバランスが重要となるため、以下のようなポイントを踏まえた施工を行います。

(1)柱と土台、梁を金物で連結
(2)筋交いの設置
(3)耐力合板貼り
(4)基礎の増設、補強、補修

これらを組み合わせて、バランスよく耐力を上げます。

工事は内部から行う箇所と外部から行う箇所があります。
また、改修にあたり解体・産廃・現状復帰が必要となりますので、当研究所ではなるべくお客様のご負担の少ない改修となるように努めております。



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Q:生活しながら改修ができますか?

A:可能な限り生活に支障のない改修を行うような設計プランを作成しております。
当研究所ではお施主様のご要望を詳しく伺いながら設計を行っており、これまでの改修実績ではすべて生活しながらの改修となっております。

Q:耐震改修の期間は?

A:1ヶ月弱程度です。
ただし、工事契約の前に耐震改修の補助金申請の承認が必要となります(約3週間程度かかります)。
そのため着工の1ヶ月前には改修の内容が決定しておく必要があります。


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