大楠安紀ブログ

一級建築士に合格しました。

資格を取っても大きくは仕事の内容が変わらないと思いますが、残りの人生、私のライフワークである耐震改修に捧げます。

60才で定年退職後一級建築士試験の勉強を始め、3年間独学でチャレンジしましたが、結局学科試験は合格点に1点足りず不合格。
一時は諦めようかとも思いましたが、資格学校に通うことにしました。
妻にはその費用を回収する事ができるのと皮肉られましたが、ここまで来たら諦められず再チャレンジする事にしました。

資格学校では先生や仲間に恵まれました。仲間と言っても私の子供より若い人達ですが、意気あいあいと競う事ができました。
結果、学科試験は109点(合格基準点の21点オーバー)の好成績で通過、設計製図試験を受ける事になりました。

しかしながら昨年は、妻が学科試験の3日前に入院、一時退院しましたが設計製図試験の頃は生死を分けるような造血幹細胞移植手術となり、精神的にも辛く不合格でした。

今年は、妻もすっかり元気になり、じっくりと設計製図試験に臨む事ができました。
本番では色々とミスも有り合否は五分五分だと思っていましたが、合格は支えてくれた人達へのプレゼントですね。
ここまで支えてくれた家族や仲間たちに本当に感謝しています。

合格のポイントは3点だと思います。
(1)覚悟を決める事
(2)試験を受ける事を周りに公表する事
(3)最後まで諦めない事

合格したら事務所の看板は簡単に変えれると思っていましたが、面倒です。
まず一級建築士の免許を取得しなければいけません。
その上でニ級建築士事務所の廃業届を出し、新規に一級建築士事務所登録をする必要があります。
少なくとも3ヶ月以上はかかりそうです。


令和3年一級建築士試験合格通知書



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