大楠安紀ブログ

花まつフラワーアカデミーの「土曜11時半の音楽会」で演奏しました。

会場のアグミライミズは、射水市流通センター水戸田にあり、行くまでこんな素敵な空間があるのかと驚きました。
農文化・食文化・花文化・アート文化が融合し、新たな事業が芽吹いて育っていく活動拠点として位置付けられています。
エントランスから草花で飾られ、別世界に行ったような雰囲気です。
1階はセミナー会場になっていて、フラワーアレンジメントなどの講習会が開催されています。
2,3階は、射水市のテレワーク推進をする拠点となるコワーキングスペース&サテライトオフィスです。
演奏会場は2階で、草花に囲まれた癒やしの空間です。



演奏会には、たくさんの人に聴いて頂き、お昼の楽しい時間を共有することができました。
日時:9月16日(土)午前11時30分から
場所:アグミライミズ(射水市流通センター水戸田2-3-1)
メンバー:大楠安紀(ピアノ)
     中島伸高(ベース)
     佐野友重(ドラムス)



set list


On The Sunny Side Of The Street (Jimmy McHugh)

NHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の表題曲「ひなたの道」として使われた曲です。
このドラマの作編曲者は「金子隆博」。最初はサックス奏者として有名になりますが、病気で楽器が吹けなくなりピアノ演奏に変わります。ドラマのジョーと同じですね。
ドラマの最後でジョー(金子隆博)が「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」 をピアノソロで弾いている音が流れます。
ドラマでは色々な編曲でこの曲が聴けるのですが、私はこのピアノソロが大好きで、その編曲から音を取ってみました。

Someday My Prince Will Come (Frank Churchill)

ジャズの曲はポピュラーヒット曲をジャズで演奏したものとジャズ演奏用に作曲されたものに大きく分けられます。
ジャズの曲はジャズ好きの人以外はあまり知った曲が多くないのですが、まちがいなく知っている曲としてはディズニーの曲があります。
ウォルト・ディズニー・カンパニーは今年が創立100周年だそうです。
「いつか王子様が」は、ウォルト・ディズニーの1937年アニメ映画『白雪姫』 の挿入歌です。

Lush Life (Billy Strayhorn)

「A列車で行こう」や「サテンドール」といったジャズを代表する曲を作曲したデュークエリントン楽団専属作曲家「ビリー・ストレイホーン」の最高傑作。
「飲んだくれの人生」といった曲名でしょうか。
繊細で深い情感を持つこの曲、ビリー・ストレイホーンの人生を表す曲です。

Satin Doll (Billy Strayhorn/Duke Ellington)

「サテン・ドール」(Satin Doll) は、デューク・エリントンとビリー・ストレイホーンが1953年に作曲し、ジョニー・マーサーが作詞したジャズのスタンダード曲。
エリントンナンバーとして良く知られた曲であり、エリントンは、多くのコンサートで、最後の曲として「サテン・ドール」を用いました。

Darn That Dream (Jimmy Van Heusen)

邦題「いやな夢 」は、ジミー・ヴァン・ヒューゼン作曲、 エディ・デランジ作詞の人気曲です。
この曲は 1939 年に出版され、1940 年にベニー・グッドマンがエディ・ソーターのアレン ジでミルドレッド・ベイリーがボーカルを歌った録音がリリース され、第 1 位にランクされました。
恋人への一途な思いを歌った曲です。

How My Heart Sings (Earl Zindars)

「ハウ・マイ・ハート・シング!」が吹き込まれた『ムーン・ビームス』はジャ ズ・ミュージシャンのビル・エヴァンスが 1962 年に録音したア ルバムです。
モダンジャズピアノのスタイルを確立したのはビル・エヴァンスと言えます。
この曲の作曲者アール・ジンダースはビル・エヴァンスの朋友として新しいジャズピアノのスタイルを作り上げています。

Misty (Erroll Garner)

作曲者のエロール・ガーナーは、ピアノ奏法を独学で習得し、譜面も読めなかったジャズピアニストです。
独創的で、美しい旋律を生み出す演奏技法は、多くの人に愛されてきました。
エロール・ガーナーが作曲したミスティは歌詞がつけられ、多くの音楽家が取り上げるバラードの代表曲となりました。
題名のミスティは涙目のこと、女性歌手はこの曲を歌うときハンカチを出しそっと眼を拭う仕草をします。

Blackbird (Paul McCartney)

ビートルズの曲ですが、ポール・マッカートニーが作曲した曲です。
シンプルな曲に聞こえますが、譜面にすると結構複雑です。
この曲はあらゆるジャンルで演奏されており、ジャズでもジャコ・パストリアスを初めてして名演が多数あります。
今回は、現代ジャズピアニストの最高峰の一人「ブラッド・メルドー」のアレンジを元に演奏します。

When You Wish Upon A Star (Leigh Harline)

ディズニーの曲ではこの曲が最も有名な代表曲として知られています。
1940年ディズニー映画『ピノキオ』の主題歌として作られました。
「いつか王子様が」同様多くのジャズメンによって演奏されました。
When you wish upon a star, Your dreams come true
「あなたが星に願う時、夢はきっと叶う」と歌われます。

Take The "A" Train (Billy Strayhorn)

「A列車で行こう」は、 1939年にデューク・エリントンが楽団のピアニスト兼作編曲者であったビリー・ストレイホーンに作詞・作曲をオーダーして作られた作品。
エリントン楽団のテーマ曲として大ヒットし、ジャズを代表する曲となりました。
曲のタイトルにある「A列車」とは、ニューヨークの、ブルックリン東地区からハーレムを経てマンハッタン北部を結ぶニューヨーク市地下鉄A系統(別名「8番街急行」)の名称です。
ニューヨーク ハーレムはアフリカ系アメリカ人の文化の中心地です。

encore:Solitude (Duke Ellington)



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