富山県建築士会 理事・砺波支部長、建築士事務所協会 理事・高岡副支部長に選出されました。
6月5日は一般社団法人富山県建築士事務所協会の、令和8年度第64回定時総会でした。
今回の総会で、理事・高岡副支部長になりました。
耐震診断・耐震改修の重要性がますます求められており、責任重大だと感じています。
公益社団法人富山県建築士会の第75回通常総会が5月30日(土)に開催されました。
今回の役員改選により、私は理事・砺波支部長に選出されました。
これまで私は、仕事の関係もあり、一般社団法人富山県建築士事務所協会で木造住宅耐震診断部会長を務めてきましたが、建築士会の役員を務めるのは初めてです。
建築士会と建築士事務所協会は似ているようで役割が異なります。
・建築士会は、「建築士」という資格を持つ個人の団体
・建築士事務所協会は、「設計事務所」という事業者を支援する団体
私自身、建築士資格の取得が遅かったこともあり、建築士会に入会したのは最近で、それほど深い関わりはありませんでした。
そんな中、今回、砺波支部長という大役をお引き受けすることになりました。
建築士会には、設計事務所に所属する建築士だけでなく、行政職員や企業に勤務する建築士など、幅広い立場の方々が所属しています。
一方で、全国的な傾向と同様に、会員数の減少という課題にも直面しています。
今後は、建築士会の役割を改めて考えながら、会員同士の交流やつながりを深め、建築士という資格を通じて地域に貢献できる活動を進めていきたいと思います。
富山県建築士会砺波支部長就任挨拶
世の中では様々な出来事が起きていますが、私たちの仕事に最も大きな影響を与えるのは、やはりAI革命ではないかと思っています。
今日は、私の人生観を変えた一つのエピソードをお話しします。
40年ほど前、私は工場建設のプロジェクトリーダーを任されました。
当時は若さもあり、自信満々で事業計画を作成し、当時の最高経営責任者であった竹平政太郎会長に説明しました。
ところが、説明を聞くなり会長から返ってきた言葉は、「ものしり役に立たず」でした。
さらに、「この計画には魂が入っていない」と厳しく叱責されました。
私は大きな衝撃を受けました。何が足りないのか分からず、一か月ほど考え続けました。
そしてようやく、自分は「何を作るか」ばかり考えていて、「どのような思いで、どのようなものづくりをするのか」が欠けていたことに気づきました。
計画を作り直して再度提出したところ、会長はあっさり承認してくれました。
そして、その後は一切口を出さず、すべてを任せてくださいました。
今では情報収集や分析はAIが行える時代になりました。
しかし、線一本を引くこと、穴一つを開けること、その仕事にどれだけ思いを込められるかは人間にしかできません。
私は、このAI時代だからこそ、「魂の入った仕事」がますます大切になると思っています。
そして、そのためには会員同士のつながりが欠かせません。
私は建築士としての理念を高く語るよりも、まず建築に関わる人たちが顔を合わせ、語り合い、支え合える関係をつくっていきたいと考えています。
皆様のご協力をお願い申し上げ、ご挨拶といたします。