木造住宅耐震改修研究所コラム

室内からの白蟻被害の状態、火打ち撤去後。

2022年最初の耐震改修現場で、白蟻被害に出会いました。

土台、火打ち、柱下部が白蟻に食われてボロボロになっています。


土台、柱の外部からの状態

幸い、白蟻被害は南側隅通し柱の所だけでしたので、この部分の補修工事を行いました。

土台を交換し、ケミカルアンカーで基礎と連結し、新しい火打を設置。
柱下部を新しい柱に交換、金物プレートで補強しました。

交換の際には、パイプサポートを2ヶ所に取付、落下防止を行って作業を実施しました。
今回の工事は、全て室内側からの工事を予定していましたが、土台交換は外部からしかできず、外壁モルタルをカットして外部から土台挿入をしました。


補修工事完了後

この後、構造用合板での補強を行います。


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