防災フォーラム2023「大地震に備える」
建築設計三会共同事業 防災フォーラム2023「大地震に備える」に行ってきました。
会場は富山県が県民の生命・身体・財産を守るべく、災害時の非常時に迅速且つ的確に対応できるよう県庁に併設して建設された10階建ての「富山県防災危機管理センター」です。
最初に、富山県防災危機管理センターの見学があり、1階交流・展示ホール、災害対策本部員会議室、プレスルーム、屋上ヘリポート等をを説明いただきました。
災害対策本部員会議室では、知事席に座ることができ、もう一生こんな席に座ることはないだろうと写真を撮って頂きました。
あいにくの雨模様でしたが屋上ヘリポートにも上がれ、県下を見渡せる風景を目にすることができました。
その後、講演会、トークセッションとありました。
熊本県土木部建築住宅局建築課主幹 田口順也様より「熊本地震における対応」、日本建築士会連合会災害対策委員会委員長 佐藤幸好様より「建築士の事前災害活動」の講演を頂きました。
特に佐藤先生の防災時の対応について体系的且つ綿密に計画策定がされていることに、富山県はまだまだ遅れているなと驚きました。
災害時の膨大な対応内容について、どこから手をつければ良いのかと質問をしたところ、「地域に開かれた建築士」になりなさいと言われたことに感銘を受けました。