耐震診断・改修 施工事例


地震被害想定3Gシミュレーション:動画です。動かしてみて下さい。
左側:既存住宅の地震が来たときの建物倒壊状況が解ります。
右側:補強時の緑部分が補強壁の位置、地震に対して踏ん張って建物倒壊を防いでくれているのが解ります。

高岡市 S様邸 物件内容



建築場所 高岡市
築年度 昭和52年
改修年度 令和5年2月
構造規模 木造軸組2階建
敷地面積 166.26㎡(50.23坪)
建築面積  77.84㎡(23.52坪)
延床面積 115.11㎡(34.78坪)
改修前上部評価点 0.4
改修後上部評価点 1.05
補助金総額 耐震改修101万円+省エネ改修26万円
改修期間 3ヶ月

物件特徴

耐震改修と合わせ、寝室リフォーム(断熱含む)、玄関(ドア⇒引き戸)&サッシ交換を行った。
開口部改修に合わせ「先進的窓リノベ事業」「こどもエコすまい支援事業」にを満たす高性能断熱性能改修として省エネ補助金を取得した。

改修特長

(1)耐震改修
 1階耐震改修は、北部寝室と南部物入れにおいてバランス取った改修を行った。
 2階は建物中央部のクローゼットにて耐震改修を行った。
(2)寝室改修
 和室(真壁)を洋室(大壁)へ。
 床・壁・天井断熱。
 樹脂内窓(Low-Eペアガラス)の設置。
 床断熱、エアコン、熱交換型換気扇(ロスナイ)の設置。
 押入の奥行きを改修前80cmから50cmに変更し引戸を設置、寝室を広くした。
 LED照明へ交換(他の部屋も合わせて8ヶ所交換)。
(3)玄関ドアを袖付き2枚連動引戸へ交換し、有効開口を広げた。
 道路に面した4枚戸を樹脂複合断熱サッシへ取替。ガラスは防犯性・断熱性を考慮し、防犯Low-Eペアガラスへ変更。
 障子を強化紙へ張り替え、襖の張り替え、玄関にL型手摺設置。

補助金内容

高岡市木造住宅耐震改修補助金100万円。
建物固定資産税の減額1万円。
断熱リフォーム補助金26万円。

箇所別改修内容

玄関ドアを引戸に取替


改修前玄関ドア


改修後:袖付き2枚連動引戸


引戸を開いた状態:玄関開口160cmに対し有効開口86cmを確保。玄関内部にはL型手摺を設置。


玄関と一緒にサッシも交換しました。アルミ樹脂複合サッシ、ガラスは防犯Low-Eペアガラス。省エネ・防犯を満たす最強のガラスです。


1階寝室

耐震改修と併せ、床・壁・天井及び樹脂内窓の断熱改修、床暖房とエアコン及び熱交換型換気扇(ロスナイ)の設置を行った。


改修前


解体後


筋かい、柱頭柱脚金物取付


改修後:押入の奥行きを改修前80cmから50cmに変更し引戸を設置、寝室を広くした。


1階納戸


改修前


解体後


筋かい、柱頭柱脚金物取付:基礎、土台、柱を設置し耐力壁を作成。梁は既存梁を利用。


耐力合板貼り


壁塗装し完成


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